最強の予言者ババ・ヴァンガ!2022年の予言そして全世界が注目する未来

最強の予言者ババ・ヴァンガ!2022年の予言そして全世界が注目する未来

近年注目を浴びているブルガリアの予言者ババ・ヴァンガ!
過去には第二次世界大戦の勃発や、チェルノブイリ原子力発電所の事故など世界的な出来事を的中させたと言われており、アドルフ・ヒトラーからもアドバイスを求められていたとされる人物。

予言の内容はブルガリア政府の国家機密となっていたため、多くの予言は一般の人には知られていませんでしたが、2014年にその一部が公開されたため注目を浴びることとなりました。

ババ・ヴァンガの人物像、過去に的中させた予言、これからの予言などについてご紹介します。

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ババ・ヴァンガ

ババ・ヴァンガは、第二次世界大戦の勃発や、チェルノブイリ原子力発電所の事故、近年では、9.11同時多発テロや福島第一原発の事故を見事に的中させたとして、世界中で注目を浴びているブルガリアの予言者です。

ヴァンガは1911年、現在は北マケドニア領となっているストルミツァで生まれました。生まれた翌年にはストルミツァは戦争によってブルガリア王国の領土となっています。

ヴァンガが3歳のときには母が死亡。その直後に第一次世界大戦が勃発。父は兵隊として戦争に行ってしまったため、近所の人や親戚の人などに養われていました。

やがて戦争が終わり、父は帰ってきましたが、ストルミツァの領土はセルビア王国に奪われ、ヴァンガたちブルガリア人は少数民族として弾圧されていました。そして、父は政治活動によって逮捕されてしまいます。そのため、ヴァンガは幼少の頃はとても貧しい暮らしをしていました。

そして、1923年、ヴァンガが12歳のとき、人生を変える大きな出来事が起きてしまいます。

ヴァンガは、突如発生した竜巻に飲み込まれ、近くの畑まで吹き飛ばされてしまいました。そのときに、砂嵐で両目を傷つけてしまい、失明してしまったのです。ヴァンガの目は、すぐに治療をすることで、視力が回復する可能性もあったと言いますが、貧しい暮らしをしていたヴァンガたちには、費用を工面することができませんでした。

しかし、ヴァンガは、視力を失った変わりに予知能力などを身につけることができたと、自ら語っています。このときに不思議な生き物が現れ、視力を捧げることで特殊な力を授かったというのです。

最初は、近所の人たちから「占いが得意な女の子」として、簡単な助言を求められる程度でした。しかし、1939年、ヴァンガが28歳のとき、最愛の父親の死を予言。これが的中し、その噂が大きく広まっていきました。

ブルガリア南西部の町ルピテにあるヴァンガの自宅には、大勢の人が自分の未来を見てもらおうと尋ねてきました。第二次世界大戦のときには、戦争で行方不明になってしまった家族の行き先を知ろうとして、さらに多くの人がヴァンガのもとに押しかけてきました。

そして、ヴァンガのもとを訪れたのは一般人だけではありませんでした。当時のブルガリア王や、アドルフ・ヒトラーなどもヴァンガのもとを訪れたのです。

ヒトラーからは、今後の戦況について尋ねられましたが、ヴァンガはヒトラーに対して「ドイツが勝利を続けるのは難しい」と答えたと言います。ヒトラーは、これ以降、ヴァンガのもとを訪れることはありませんでした。

政府公認の予言者

第二次世界大戦後、ブルガリアでは共産主義政権が誕生し、国名はブルガリア人民共和国となりました。ヴァンガの活動は、共産主義政権でも容認され、政府公認の予言者となります。

1967年には、ヴァンガとの会見を調整するための委員会が設立され、ヴァンガからアドバイスをもらうには、この委員会の許可を受けなければならなくなります。ヴァンガと会見するための料金も決められ、共産圏の国民からは1ドル程度、西側諸国の国民からは20ドル程度の料金を徴収していました。

そして、ヴァンガには、国から20ドル程度の給料が毎月支給されていました。

1990年、ブルガリア人民共和国は一党独裁を廃止してブルガリア共和国として生まれ変わりました。しかし、ブルガリア共和国になってからもヴァンガは政府や国民から信頼され続け、政府要人などと何度も会見しています。

また、晩年のヴァンガは政府の国家安全保障委員会に協力し、将来の世界情勢についてブルガリア政府にアドバイスしていました。

1996年8月11日、ヴァンガは84歳で、この世を去ることになりました。その際には、国葬が執り行われ、ブルガリアの大統領や、多くの政府要人が葬儀に参加しました。

そして、死後もヴァンガは愛され続け、国民からは、ブルガリア語で「おばあちゃん」という意味の「ババ」をつけて「ババ・ヴァンガ」、つまり、「ヴァンガおばあちゃん」と呼ばれています。

これらのように絶大な信頼を得ている一方で、ヴァンガの予言はあまりにも衝撃的なものが多かったため、その内容は、ブルガリア政府によって機密情報として扱われていました。

しかし2014年、ブルガリアで政権交代があったため、予言の一部が公開され、近年、再び世界中で注目を集めることとなりました。

ヴァンガの能力の正体

ババ・ヴァンガは、自らの能力について「普通の人間には見えない不思議な生き物が、未来の出来事を教えてくれる」と語っていました。

この不思議な生き物は、先述したように、12歳のとき、視力と引き換えに特殊な力を授けてくれたという生物です。この不思議な生物は、天使などと言われることもありますが、ヴァンガは自身にもこの生き物が何なのかはわからないと言っています。

さらに、ヴァンガは、この生き物のほかにも、死者の霊とも会話することもできました。相談者の親族や関わりのある霊を呼び出し、情報を得ていたと言います。さらに、相談者の人生を、まるで映画を見ているように知ることができたと言います。

過去の予言

ヴァンガは過去に多くの予言を残しており、第二次世界大戦の勃発や、チェルノブイリ原子力発電所の事故など、数多くの歴史的な事件を当てています。

的中した予言の中から、代表的なものをいくつかご紹介します。

アメリカ同時多発テロ

「鉄の鳥が双子に衝突して大勢の人が死ぬ」

この予言は1989年にヴァンガの口から語られたもので、9.11同時多発テロのことだと言われています。鉄の鳥とは航空機のことで、双子とはワールドトレードセンターのツインタワーのことだというのです。当時、テロで破壊されるまでは、2棟の巨大なビルが建っていました。

福島第一原発の事故

「2011年、北半球の生活が放射能で破壊される」

2011年3月11日、福島第一原子力発電所は、東北地方太平洋沖地震に起因して炉心溶融や建屋爆発などの重大事故を起こしました。これにより放射性物質で多くの地域が汚染されることとなりました。北半球すべてというわけではありませんでしたが、このことを予言していたと見て間違いなさそうです。

黒人大統領の誕生

「第44代アメリカ大統領は黒人である」

これは、まさしく「オバマ大統領」のことでしょう。バラク・オバマ大統領は、2009年1月、第44代アメリカ大統領に就任しました。ただし、ババ・ヴァンガは、この黒人の大統領が最後の大統領になるとも語っていました。文面通りに受け取るならば、予言の半分は外れたことになります。

イギリスのブレグジット

「ヨーロッパは2016年までになくなる」

2022年現在、ヨーロッパは存在しています。しかし、一部では、これはイギリスのEU離脱、つまりブレグジットについての予言だったのではないかと言われています。

さらに、ババ・ヴァンガは次のような予言も残しています。

「氷のように全てが溶ける。しかし、ウラジミールの栄光、ロシアの栄光だけは残る」
「多くの犠牲がでるが、誰もロシアを止めることはできない」

イギリスのタブロイド紙バーミンガム・メールによると、これらは1979年に予言されたものだとされています。まさしく今現在のことを言い当てているのではないでしょうか。

さらにアメリカのタブロイド紙ニューヨークポストでは、ヴァンガは第三次世界大戦が発生することも予言しており、「ロシアが世界を支配するようになる」と語っていたことを伝えています。そして、最も不気味なのは、「氷のように全てが溶ける」とヴァンガの口から語られていることです。一部では、これは核兵器の使用を示唆しているのではないかと言われています。

また、ヴァンガは1996年に「コロナがあらゆるところにある」という言葉も残しています。「コロナ」とはブルガリア語で「保護者」という意味がありますが、当時はそれが何を意味しているのかわかりませんでした。おそらく現在のコロナの流行を予言していたものだと思われます。

さらに、ヴァンガには次のような逸話も残されています。

ユーゴスラビアのフォークシンガー、シルヴァナ・アルメヌリッチがヴァンガのもとを訪れたとき、ヴァンガは窓の外を眺め続けて黙っていました。しばらくして、ようやく口を開いたヴァンガは、「今は、まだ話したくありません。三ヶ月後に来てください。ただし、あなたが三ヶ月後に来ることは、おそらくできません」と話しました。そして、二ヶ月後、シルヴァナは交通事故でこの世を去ることとなりました。

2022年の予言

ババ・ヴァンガは、今年2022年の予言も残しています。

一年の半分以上が過ぎたので、今年の予言について的中したものと、まだ実現していないものをご紹介します。

■オーストラリアとアジアのいくつかの国が地震や水害に見舞われる
いまのところ、大きな地震はおきていません。しかし、7月にはオーストラリア最大の都市シドニーで大雨による洪水が発生。約5万人が避難する大災害となっています。また、韓国などでも記録的豪雨により洪水が発生しています。首都ソウルでは大きな被害となり、亡くなる人もいました。

■いくつかの国で水不足となる
今年、世界各地で記録的な水不足が発生しました。日本では、あまり大きく報道されていませんが、ヨーロッパや中国、メキシコ、東アフリカ諸国などでは、多くの地域が水不足となっています。特にヨーロッパでは過去500年で最悪の水不足とまで言われています。

また、8月28日のBBCニュースでは、中国も「70日以上にわたり、記録的な熱波と雨不足が続いている」と報道されています。

■シベリアの氷が溶けて、毒性の高いウイルスが発見される
これについては、今の所、ウイルスは発見されていません。しかし、今年8月、科学誌の「Communications Earth & Environment」は、「北極圏は地球の他の地域よりも4倍ほど早く温暖化している」と発表しました。

2016年にはシベリアの永久凍土が溶けて、炭疽菌が発見されました。このとき、男の子が一人亡くなっています。シベリアの氷が溶け続け、未知のウイルスが発見される可能性は十分にあり得ます。

■インドでイナゴが大量発生して世界的な食料不足となる
これについては、今はまだ発生していません。しかし、イナゴが発生するのは9月や10月頃。これから大量発生する可能性もあります。

2023年以降の予言

ババ・ヴァンガは世界が終わるとしている5079年までの予言を残しています。予言はブルガリア政府によって管理されているため、全ては公開されていませんが、今現在わかっているものの中から主なものをご紹介します。

2023年:地球の軌道が変わり水位が上昇する
2028年:新たなエネルギー源が発見され、飢餓はなくなる
2033年:氷河の塊が溶け、地球の水位が上昇する
2043年:イスラム教徒がヨーロッパを支配する
2046年:すべての身体器官を人工的に作れるようになる
2066年:アメリカがイスラム教徒に対して気象兵器を使う
2088年:一瞬で老化してしまう謎の病が発生する
2100年:核融合技術によって人工太陽が作られる
2111年:人体の機能しなくなった部分を機械化できるようになる
2125年:宇宙からの信号が受信される
2130年:エイリアンの技術によって水中で生活できるようになる
2170年:人類の一部は火星に移住して新しい文明を築く
2183年:火星の文明は核を保有し地球からの独立を要求する
2187年:大きな火山噴火を止めることに成功する
2201年:太陽の活動が弱まり地球の気温は大きく下がる
2221年:地球外生命の探索中に恐ろしい何かに遭遇する
2271年:物理学の法則が変わってしまう
2288年:タイムトラベルが可能となり、新たな地球外生命と遭遇する
2296年:太陽で大きな爆発が起こり重力が変化し、宇宙ステーションや人工衛星が落ちてくる
2302年:宇宙の法則が明らかになる
2304年:月の秘密が明かされる
2341年:恐ろしい何かが地球に近づいてくる
2480年:二つの人工太陽が衝突し、地球は暗闇に包まれる
3005年:火星との戦争により、地球の軌道が変更される
3797年:地球上の多くの生物が死んでしまうが、人類は新しい惑星へ移住する
3803年:新しい惑星では気候の影響で人間は生物的に変異する
3805年:食料難によって戦争が発生し、半分以上の人が死んでしまう。この戦争は10年続く
3854年:文明の発展が止まり。人々は獣のようになる
3871年:救世主が現れて、宗教や道徳的価値観を人々に教える
4302年:世界中で新しい都市が発展する
4308年:突然変異によって脳の34%以上が使えるようになり、悪や憎しみの概念が無くなる
4509年:人々は神と会話できるようになる
4599年:不老不死が実現
4674年:文明の発展はピークに達し、宇宙人との同化が始まる
5076年:宇宙の果て、境界を見つける
5078年:人口の4割が反対するが、宇宙の境界を離れる決断がされる
5079年:世界が終わる

以上がババ・ヴァンガの残した未来の予言でした。

5079年に「世界が終わる」とされていますが、本当に世界が終わってしまうのでしょうか。
前年に「宇宙の境界を離れる決断がされる」という予言があることから、宇宙の境界を超えて別の宇宙に行ったと解釈することもできます。

ババ・ヴァンガは、1986年8月11日、「フランスに住む盲目の少女が私と同じ力を持った」と言い残し、この世を去っています。

今のところ、そのような人物は現れていません。今後、第二のババ・ヴァンガとなるような人物は現れるのでしょうか。

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